新春を迎え、気分も改まった１月１２日（水）に紀北町商工会職員の自己啓発を目的とした研修会を実施致しました。

　今回は講師等を招聘しての研修ではなく、商工会法施行５０周年を記念して発刊された"渾身ニッポンローカルパワー"「地域力（ちいきぢから）」の読後意見発表会（感銘を受けた意見、共感した点、自分の意見、反論等）という形式で行いました。

　研修会は発表者の経営支援員９名を含む総勢２４名で開催。この本は様々な分野の論客、特筆すべき経営者、実務家の合計５１名が地域活性化のヒントやメッセージを書き連ねているものです。
その様々な内容の中から９名の発表者の心の琴線に触れた内容を５分間の中で順に発表して行きました。

　発表内容はそれぞれの個性、考えが前面に表れ緊張感に溢れた研修会になりました。審査員には東紀州商工会広域連合の西村幸彦統括、三重中京大学名誉教授で中小企業応援センター事業・コーディネーターの伊藤力行先生に務めていただき発表後に辛口のご意見をいただきました。
研修の最後には発表内容を聴衆した研修参加者の多くが、本日の内容に関心を示し、自身も読んでみたいとの事でした。